April 26, 2004

2004春学期「海外政策事情−6(−市民社会とガバナンス−)」

2004年度
B2412-006 ○海外政策事情−6(−市民社会とガバナンス−)    今里 滋

<概要>
公共政策の主たる目的は,より公正で,より平等で,より安全で,より衛生的で,より接続可能な(sustainable)社会を構築することであるといってよい。政治的には,そうした社会では市民やその集合体としてのNPOやNGOが公益実現の能動的主体になっていくことが期待されている。しかし,一口に市民社会といっても,その意味内容は時代によって,場所によって,あるいは論者によって,少なからぬ異同がある。この講義では,市民社会論を思想史から理解することを目指して,John Ehrenberg著Civil Society: The Critical History of an Idea『市民社会——苦難の歴史を歩んだ思想』を講読する。但し,授業の内容と進度は事情によって変更もあり得ることをあらかじめご了承願いたい。

<授業計画>
第1回〜第13回
テキストを輪読しながら,随時,市民社会という思想やその現状について議論する。

<成績評価>
平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)
60%
出席を重視する。単なる出席ではなく,報告の充実度や議論等による演習への貢献に重点を置いて評価する。

期末レポート試験・論文
40%
演習期間終了後に,所定の書式に従い,レポート提出を求める。

特記事項
欠席が3分の1を超えた学生は,期末試験の受験資格を失うものとする。

<テキスト>
John Ehrenberg, Civil Society: The Critical History of an Idea (New York University Press, 1999).

<参考文献>
開講時および適宜,参考文献や資料を指示する。

投稿者 Nishimura : April 26, 2004 05:26 PM