不定期発行京都パックです。なんと飽き性が3回目まで来た。
このメールはつなぐNPOのMLにて配信されています。
≪===京都パック2005.01.15号===≫
▽福のり子先生の講義に飛び入って来ました
1月8日に京都造形芸術大学で行われた福のり子京都造形芸大教授の
鑑賞教育演習に飛び入って来ました。+relaxの越野さんにご紹介を
いただいたのですが、おもしろかったぁ。
対話型の鑑賞法VTCを芸術表現・アートプロデュース学科(ASP)の学生さん
(ほとんどが1回生)が実践するというもの。VTCについては山本さんや
福岡校の中村さんはじめ皆さんのほうがお詳しいでしょうから解説は省略。
なんとも、つたなさの中にも(ごめんなさい)純粋さと懸命さがひしひしと
伝わってきました(ほんとに)。
福先生、ASPの皆さん、お疲れさまでした。
この場をお借りして再度お礼申し上げます。
京都造形芸術大学ASPはこちら→ http://www.asp-k.com/
*
▼そこで思ったこと。
「なぁなぁ、マチス行った?」
おそらく皆さんにはこの文意が通じるでしょう。
なぜ通じるのか。それは私たちが「展覧会に行く」タイプだからです。
VTCのデモで鑑賞者役となった人もそのタイプ。
「はい、まずはこの作品をしばらくご覧ください」と言われて
すんなり見向きするタイプなわけです。
世の中、私たちのほうが珍しい?
「はい、まずはこの作品をしばらくご覧ください」と言われても
見向きもしないタイプの人も少なくないでしょう。
子供たちはその典型。なにか"きっかけ"がないと興味を示すはずがない。
ボクは幸い、ちょっと変わったコだったおかげでそのきっかけを
自らつかむことができました。
でも世の中、私たちのほうが珍しい。
VTCが演出する対話空間はすばらしい。それに作品は観られてなんぼ。
美術は音楽のように勝手に耳に吹き込むことができません。
たくさん招き入れるか、あるいは、こちらから出て行くか。
その時、「私たち」自身が美術館ラブ共同体を解体することが
必要となるでしょう。
予定調和の鑑賞教育は平均点。
対話空間そのものをもゆるがすような芸術との付き合い方。
ぶっちゃけライバルは演劇。
年の初めの高い目標にはこのあたりを掲げてみては、いかがでしょう?
*
▽展覧会独占の年初め(!?)
2005年の展覧会初め、京都市美術館の所蔵品コレクション展「連続と反復」にて。
時は金曜正午前。同時開催で日展があり来館者は多い。
なのに。
周回型4フロアの全てで誰とも会わなかった!!
観賞者ボク1人、監視員3人( ̄▽ ̄;)
新年早々一抹の不安を感じた展覧会初めでした…。
とはいえ月末からはフィレンツェ展、混雑するんやろなー
本日はこんなところで。
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
北村英之
dbe0114@mail3.doshisha.ac.jp