元総務庁事務次官で、現在は中央大学総合政策学部教授の増島俊之さんからいただいた年賀状に「Anyway」と題する詩が記してありました。NPOやボランティア活動でがんばる人々への応援歌のような印象を与えてくれる内容と思いましたので、ご紹介したいと思います。
【以下、年賀状の文章】
新年明けましておめでとうございます。昨年九月に南カリフォルニア大学のジェラルド・ケイデン教授を
訪ねました。その研究室の扉に一つの詩が掲げられていました。「それでも(Anyway)」と題するものです。
人々は、道理をわきまえないし、つじつまの合わないことを言うし、自分のことぱかり考える。それでも
人々を愛しなさい。
あなたが良いことをしても、人々はあなたのことを腹に一物あるからと言う。それでも良いことをしなさい。
あなたが出世すると、あなたには見せかけの友と本物の敵ができる。それでも出世しなさい。
あなたが今日する良いことは、明日には忘れられるだろう。それでも良いことをしなさい。
正直で率直だと、あなたはすぐに傷つくことになる。それでも正直で率直でありなさい。
人々は敗者をひいきにするが、勝利者に付き従う。それでも敗者のために戦いなさい。
あなたが歳月かけて築き上げたものも一晩で壊されることもある。それでも築き上げなさい。
人々が実際助けを必要としているのに、あなたが助けるとなると、あなたを非難することがある。それでも人々を助けなさい。
あなたが持っている最善のものをこの世に捧げると、ひどい目に遭うこともある。それでもあなたの最善のものをこの世に捧げなさい。
(ケント・キーツ作、増島俊之訳〕
あなたが歳月かけて築き上げたものも一晩で壊されることもある。それでも築き上げなさい。
十年前のあの日とダブる一行ですね。午前9時頃までは震度5の京都、しかも自分の学区が最大の被害地域と考えられており、小学校には取材も来ていました。なんのことはない全ては夜が明けきるまで分からなかっただけ。
ところが、当の神戸では「この調子やと大阪や東京はもっとひどいやろう」と他のまちを心配する人も少なくなかったそうです。こうだからこそ、立ち上がり、再び築き上げることができたのでしょうね。
Posted by: kitafee : January 27, 2005 03:48 PM先生ご紹介ありがとうございます。
いい詩ですね。
新作--
あなたが旅にでると、人々はあなたのことを「遊んでる」というだろう。それでも旅に出なさい。
Posted by: nishimura : January 27, 2005 03:49 PM「あなたが出世すると、あなたには見せかけの友と本物の敵ができる。それでも出世しなさい。」
今から社会に出ようとしている(出られるはずの)私にとっては励みになる言葉です。出世するのかどうかは別として。
ヘンテコな社会にあっても、やっぱり出会いは楽しみたい。だって「昨日の敵は今日の友」。出会うのは、出会う必要があるから出会うように思います。(運命論者じゃないですけれど。)
Posted by: haruka : January 27, 2005 03:49 PMこれ、私の12年前の話。
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あなたが今の仕事を辞めて新しいことを始めようとすると、人々は「そんなんで食っていけるわけがない」と言うだろう。それでも辞めて、新しいことを始めなさい。
そういう「声」が聞こえました。空耳かもしれんけど。
Posted by: nisimura : January 27, 2005 03:50 PM