身近な誰かの死を、人はどのように乗り越えていくのか、あるいは受け入れていくのか、そのようなことについて、考えさせられるところがある本です。私たちが何気なく、あるいは熟慮して口にする慰めのことば、そのほとんどが、遺族にとっては傷口に塗られる塩でしかないという事実。同じ想いは持てないにしても、それでも何かしら心を届けるすべはないかと祈らずにいられない今日この頃。良い本でした。