メーリングリストで町家公共空間の新名称へのご意見+投票を行っておりました。
ありがとうございました。
正式名称を「桃花潭 江湖亭」(とうかたん こうこてい)とし、通称は「江湖亭」ということに決定したいと思います。
書面での案内文などには「桃花潭 江湖亭」と正式名称を表記し、通常私たちが口頭で呼ぶ名前としては「こうこてい」ということでいきたいと思います。
あらためて、以下に由来を引用しておきます。
この名の謂われは、李白の『贈汪倫』という詩の中に出てくる「桃花潭」と。
いう美しい淵の名前です。
『贈汪倫』
李白乗舟将欲行 李白 舟に乗りて 将(まさ)に行かんと欲す
忽聞岸上踏歌聲 忽ち聞く岸上の踏歌の声
桃花潭水深千尺 桃花潭の水は深さ千尺
不及汪倫送我情 及ばず汪倫が我を送る情(こころ)に
この有名な詩を贈られた汪倫も、酒つくりであったという。詩の作られた場所は、今
の安徽(あんき)省の?(けい)県のそば。わざわざそこまで汪倫の酒を味わいに出
掛けた李白は、何日かの滞在ののち、舟にのって出発しようとした。このへんの旅行
は、すべて舟である。そのときふと聞こえてきた岸の上の歌ごえ。見れば汪倫が、村
人たちと手をつなぎあい、足ぶみして調子をとりながら、歌をうたって、自分を見
送ってくれるのであった。
舟は、桃花潭という美しい名をもった淵の上を、するするとすべってゆく。ふかいふ
かい淵の水、しかしその深さも、汪倫の素朴な、あたたかい心の深さには、及ばな
い。
という意味だそうです。(本多さんより)
東島誠 『公共圏の歴史的創造』(東京大学出版会、2004年)を読んでいた
ら、「明治期における江湖の浮上」という節に、「江湖」とは、「読書し、論議
する公衆が形成する言説の空間」であり、そこに「開かれた公共性のポテンシャ
ル」があるとの指摘がありました。その意味では、「江湖」こそ、われわれが目
指す公共空間の理念ではないか、と思いまして、「江湖亭」(こうこてい)はい
かがかと提案させていただきます。
(今里先生より)
名称決定おめでとうございます。
「こうこてい」ですね。舌に慣れさせねば。
そういえば桃花潭の詩を詠んだ詩仙・李白は
「酒仙」でもありましたね。なんともピッタシ。
Posted by: kitafee : October 14, 2005 12:07 AM