今更ながら、こちらの大学の修士課程の紹介でもさせていただきます。
行きたいなと思っている方は参考にしてください。
イギリスの修士課程はほとんどが「1年」です。
詳しくは追記へ
出願: 志望理由のEssay、推薦状2通、英語能力のスコア(IELTSが好まれます)、銀行残高証明書
これが基本で、例えばOxfordだとGPA平均3.5以上などが加わります。
IELTSはOverall 6.5 (Writing6.0以上)が最低条件です。
(これは専攻によって変わります。ロンドン大学教育研究所は7.0でした)
これらが全てそろって初めて選考に入れてもらえます。
締め切りは3月末から6月末まで様々ですが、先着順なので遅くとも1月末までに出すのが吉。
Offer: 選考が終わったらお手紙が来ます。早ければ1,2週間、遅いと2,3ヶ月かかります。
この間に、大学・学科によっては電話面接があったり。
Offerが着たら、受け入れるかどうかの意思表示をします。
登録: ほとんどの大学では、internationalの生徒のオリエンテーションが学期の始まる前にあります。
ここで、色々なシステムについて教えられます。
例えば…
Term制度の説明(うちの大学は2学期制ですが、Oxfordなどは4学期制)
Essayの提出方法(専攻によっては3つコピーをだしたりします)
Essayの採点方法(50点合格で、70点がdistinctionなど)
In-sessional English Course(修士のための無料の英語コースがあります)
科目登録: うちの大学は2学期制で、修士は各学期3科目登録です。
専攻によってはこれ+論文科目があります。
9月末の授業直前に行われて、2週目まで変更可能です。
Course Outline: 最初の授業で渡されます。
これには、各授業のテーマとReading listが書いてあります。
だいたい10~20のArticle/bookが挙げられています。
全部読むわけではありませんが、5,6本は目を通します(これ×3ですね)。
採点方法についての規定も細かく書かれています。
Essay 100%、Essay 80%/Presentation20%、Essay50%/CouseTest50%
(上記のいずれかが多いですね。)
Essayについても書かれています。
まずテーマ。ほとんどが選択制ですが、自由設定もあります。
自由設定の場合、1ヶ月くらい前にEssay Proposalの提出を行います。
字数制限はほとんどが3000wordsですね(A4 10枚くらい)。
提出期限も○月*日×時までにXX Officeと明記されています。
制限・期限の違反は減点対象になるので要注意です。
授業: 1時間半~2時間のレクチャーとセミナーが組み合わされています。
セミナーはだいたい隔週で行われます。
レクチャーでは、先生方はものすごく早く話されます(レコーダー持ち込み可)。
うちの専攻は、Nativeの先生だけではないのでAccentに慣れることも大変です。
セミナーでは、Presentation/Discussionが基本になります。
言ったもん勝ちです。恥ずかしがっていたら、一言も話せずに終わります。
プレゼンでは、内容が重視なので多少の発音間違いはご愛嬌。
グループの場合、3,4人で1時間から1時間半ってところですね。
秋学期にしたのは3週間前から準備を始めて、2・30ほど文献にあたりました。
理論・Frameworkの使い方を説明し、Case StudyでDiscussionのFacilitatorもしましたよ。
…死にそうでしたが
Essay: さきほども書きましたが、提出日は決められています。
Extensionという手もありますが、最初から点数は引かれてしまいます。
採点項目には英語運用もあるので、手が抜けません。
盗作に厳しいので、文章内で使用しているのに参考文献に入れられていないと65点未満です。
完全に抜けている・または意図的としか判断できないという時は評価されないこともあります。
「覚えているから」という言い分は通用しません。アジア系生徒がよく躓くところです。
必ずそれらしき文献を書いておかないといけないのです(読んでいなくても)
3000wordsのEssayを書くための参考文献の数は20~30が望ましいとされています。
(これはうちの教授が言っていたことですが)
確かにそれくらいの量をこなさないと書くことは大変でした。
提出期限はほぼ同じ時期です。
要するに、1ヶ月くらい前から準備を始めないと間に合いません。
3000×3で、9000(A4 30枚程度)ですからね。
これに参考文献・脚注・参考資料(統計など)をつけないといけません。
だいたい、1本でA4 15枚になりますよ。
50点未満だった場合、Reassessmentというのがあります。
これ、お金を払ってしてもらわないといけません…(1万円くらいです)
試験: 専攻によって違いますが、基本はEssay Examです。
持込一切不可。Non-nativeのみ辞書持込が認められます(当然、電子辞書禁止)
基本は3時間です。延々、書き続けます。
これも50点合格です。 落としたら7月に追試があります(1万円払ってね)。
私の専攻では過去1人しか落としていません(でも去年の日本人…)。
火曜日にあります。胃が痛い…
修士論文: タイトルだけ提出済です。 私の専攻は9月1日提出。
しかしながら、担当教官が「孫とバカンス」との理由で8月26日からいません…
つまり、それまでに終わらせろということです。超笑顔で言われました。
そんな担当教官は来月半ばまでスーダンに行っていません。
話がそれました。字数制限は8000wordsから12000wordsです。
毎年、書けないのではなく、「12000以内に押さえられない」のだそうです。
ギリギリまで大変なのだそうな(経験者談)。
論文といえば、Researchする際に重要なのはEtnical Clearanceです。
例えば、インタヴューに行くのなら必要です。
これをもらっていないと論文を受け取ってもらえません。
これは個人情報保護や人権侵害などを防ぐ目的で設置されています。
各大学にある委員会にリサーチ計画書と細かい情報保護計画書を提出。
1ヶ月の審査の後に、許可されればリサーチに行くことができます。
再提出の場合は、次の委員会までに再考します。
月に一回しかないので、遅れた瞬間に全てが崩れてしまいます…
こんな感じでしょうか。
私の専攻の教授(2人)はとてもフレンドリー。
毎週、ミーティングをして問題点などを聞いてくれます。
個人的な悩みも聞いてくれるので、サポート体制は同学科内の他専攻より整っています。
ミーティングの後はしょっちゅうパブに行ったりもします(飲みニケーションですね)。
パーティーやディナーもやったりしていますよ。
質問があったらどうぞ~